11/3,4 大雲取越・小雲取越(2日目)
大雲取越・小雲取越の2日目です。
小口自然の家は廃校になった学校の校舎を利用した公共の宿泊施設ですが、なかなか快適な一夜を過ごすことができました。熊野古道歩きの外国人に人気のゲストハウスということで、今回泊まった夜も20人程の宿泊者のうち日本人は3人だけでした。
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■11/4(2日目)小雲取越(小口~請川)
小口集落の民家の間を抜けて小雲取越に出発
すぐにある地蔵尊の祠
一旦車道に出て小和瀬渡し場跡から小和瀬橋を渡ります
民家の横の小雲取越登り口から登ります
しばらく石段の登り坂
尾切地蔵を見て石畳の道を歩きます
この道も要所要所に歌碑が
右手に見える顕著な山は??
桜茶屋跡休憩所で展望が開け登り口の小口集落が見えます
大雲取越・小雲取越の道には中辺路(滝尻~本宮)にあったような王子社は無く
昔の旅籠跡・茶屋跡や石仏が多く残っています ここは桜茶屋跡
桜峠は何もなく道にみすぼらしい表示札があるのみ
このあたりは雑木林の道が続きます
石堂茶屋跡でしばし休憩
石が積み上げられた「賽の河原地蔵」
道の足元にはずっとリンドウの花が咲いています
百間ぐらで熊野の山の展望が開けます
どこまでも続く熊野の山々 どれがどの山やらさっぱりわかりませんが
遙か向こうに見えるのは小雲取越降り口の本宮請川付近か
少しだけ色付いた木も
淡々と緩い下り坂を歩いて熊野川の流れが見えてきました
ちょうどお昼頃に本宮の請川に下山
朝の7時半頃に小口を出発してちょうどお昼頃には本宮の請川に下山。小雲取越の道は特に難所という所もなくあっけなく終了となりました。
途中何組もの外国人グループとすれ違いましたが、今夜も小口自然の家は外国人宿泊客で大いに賑わうことになるのでしょうね。
この後本来なら熊野本宮大社まで行くのですが本宮大社参拝は今まで何度も行っているので割愛、請川バス停からバスを乗り継ぎJR那智駅へ車を回収に戻りました。
これで今回の熊野古道歩き、大雲取越・小雲取越は終了です。今回は軽装で歩き途中快適な宿泊施設泊でのちょっと楽チン過ぎの行程でしたが、昨年の小辺路、1ヶ月前の中辺路(滝尻~本宮)に続いての熊野古道歩きもとりあえずこれにて一段落です。
ディスカッション
コメント一覧
OBAさん しばらくです。
苔むした石畳や傍らの石仏、遺跡が登山では味わえない古道のしっとりとした雰囲気を伝えています。
泊りがけで歩く外人が多いのにおどろきます。世界遺産登録の影響ですかね。
takaさん、毎度!ご無沙汰しております。
熊野古道の中でも今回のコースは外国人の比率が高い(日本人より外国人の方が多い)のには本当にビックリです。
まあ日本の古道の神秘的な雰囲気が色濃く残っているからなのでしょうね。
世界遺産の熊野古道歩きはとりあえずこれにて一段落です。
あと、あまり知られていない古道も近所に色々とあるので機会があれば歩いてみようと思っています。