前鬼から釈迦ヶ岳
４年ぶりに下北山村前鬼から釈迦ヶ岳(1799.87m)の世界遺産大峯奥駈道の一部を歩いてきました。好天に恵まれ、途中の巨木の森や紅葉に癒やされ、深まる秋の大峯の山の魅力にどっぷり浸るこのコースは、ロングコースの疲れを感じさせない素晴らしい道であることを改めて再認識できた1日でした。
■期日：2022年11月3日 ■天候：快晴 ■メンバー： Oba
■コース：前鬼林道車止め～前鬼小仲坊～太古ノ辻～深仙ノ宿～釈迦ヶ岳(1799.87m) （往復）
前鬼小仲坊～太古ノ辻は、踏み跡不明瞭、濡れた岩場等で足下が悪い箇所等多しで要注意です。
蛇足ですが
ネット上には前鬼から釈迦ヶ岳の登山記録は多くあります。これらには「前鬼から登り太古ノ辻にて奥駈道に合流」という風に記述されているものが少なからずありますが、これはちょっとおかしいのでは、ということをいらぬお節介なようですが指摘しておきたいと思います。
本来の大峯奥駈道は、太古ノ辻にて一旦前鬼へ下り、前鬼周辺の靡を巡った後また太古ノ辻へ登り返す、というものであり、前鬼～太古ノ辻の道もれっきとした世界遺産大峯奥駈道の一部であり、世界遺産大峯奥駈道は大峯山脈主稜の縦走路だけではないのです。
同様のことが大普賢岳周辺の窟群を巡る道についても言えます。
以上ご参考まで。
