揖斐の丁子山

山スキー, 2021年

一昨年のGW以来なんと20ヶ月ぶりの雪山(山スキー)です。昨年は山スキーはおろか普通の山歩きもほとんど行かなくなり、最近本格的な山登りに行ったのは2020年10月に大峰の弥山川~八経ヶ岳へ行ったのみ、というやる気の無さでしたが、最近は平日も暇な時間が多くなったので鈍った体にカツを入れにたっぷり雪がある今のうちに近場の雪山へ行ってこよう、と急に思い立って岐阜県奥揖斐の山へ行ってきました。


■期日:2021年1月13日     ■天候:曇り時々晴れ    ■メンバー: Oba
■コース:旧遊らんど坂内スキー場跡~丁子山(往復)
■行動時間:08:20 駐車地    12:30 丁子山    14:10 駐車地


 

旧遊らんど坂内スキー場跡地では施設の解体工事が進行中
今まで歩かされたスキー場までの道路が除雪されていてラッキー
工事の邪魔にならないところに駐車し準備をして出発一昨日大勢の人が入っていたようで旧ゲレンデ斜面にはシュプールがいっぱい ゲレンデ最上部からヤブ斜面に突入 しばらく登ったら進行方向右手に伸びているトレースがあり、それに釣られて進んでいくうちに谷筋の急斜面に
入ってしまい、これはおかしいと強引に急斜面を登って正規ルートの尾根に戻ろうとして深い雪に悪戦苦闘
これでかなりの時間と体力を消耗 この時点で湧谷山登頂は諦めて丁子山を目標としました

正規ルートの尾根に戻ると下方に坂内の集落が見える深いツリーホールを覗いてみたら積雪は2mをはるかに超えていそう 雲で視界がイマイチだが後方に天狗山、蕎麦粒山の一部が見える予定よりかなり遅い時間に丁子山登頂
古稀をはるかに過ぎた老いぼれ爺は今日はもうこれくらいで勘弁しておいてやるか滑りは標高800mぐらいまではかなり重いながらも一応パウダーでそれなりに楽しめた 下部はアンモナイト雪玉出まくりのコテコテ雪とヤブヤブに全くスキーにならず
ただスキーを履いて下降したのみの修行の下り

進んでいるルートがおかしい、と気づいた時点で強引に急斜面を突破して正規ルートに戻ろうとしたのが大失敗でした。スキー板を外せば胸まで埋まるような深い雪が行く手を阻み悪戦苦闘。ここは来た道を戻って正規ルートに復帰するべきであったと反省。
しかし20ヶ月ぶりの雪山の感触を味わえたのはやはり格別でした。やっぱり雪の山はまともにスキーで滑られなくても楽しい。良い雪上トレーニング、ラッセル訓練になりました。
今冬はこの奥揖斐界隈や近美国境付近の山の雪がいつになく多いのでこれに懲りずまたこの辺りのいくつかの山に来よう、と思いながら帰路に着きました。