水太谷から大普賢岳周回
大峰の大普賢岳(1780m)周回に今年も行ってきました。今回はF氏に同行していただいての水太谷林道登山口からの反時計回りの周回です。大峰きってのタフコースにいつもながらグッタリ疲れましたが、好天の空の元爽快な汗がかけました。
■期日:2018年6月16日 ■天候:晴れ メンバー:F氏 Oba
■コース:水太谷登山口~水簾ノ滝~底無し井戸~岩本新道~石ノ鼻~大普賢岳~七曜岳~無双洞~登山口
■行動時間:07:03 水太谷登山口 07:24 水簾ノ滝 09:37 石ノ鼻 10:38 大普賢岳 12:53 七曜岳 14:40 無双洞 15:07 登山口
落石だらけの水太谷林道を慎重運転
登山口から一登りで水簾ノ滝 ここから反時計回りで周回です
序盤の難所の岩場
しっかりした足場、手掛かりがあるので慎重に登ります
和佐又への水平道に出てしばらく歩いて岩本新道へ 原生林で木漏れ日が作る幻想的な風景つづら折れの岩本新道を登り 鷲ノ窟で和佐又からの登山道に合流
日本岳ノコルから石ノ鼻に登り着けば東方には素晴らしい雲海弥山、八経ヶ岳から大峰主稜の稜線をたどれば釈迦ヶ岳
今日は空気が澄んで遠くの山もよく見えます どこまでも続く台高の山々前方に威圧的に立ちはだかるのはこれから目指す大普賢岳鎖場、ハシゴ場が続きます足元にはイワカガミがいっぱい主稜線の縦走路に合流 シロヤシオがまだ残っていました サラサドウダン大普賢岳山頂
大普賢岳山頂から見る弥山、八経ヶ岳、五鈷峰、仏性ヶ岳、釈迦ヶ岳と続く奥駈道核心部の山々
山上ヶ岳、稲村ヶ岳
カマツカの花
水太覗で昼食休憩 眼下の水太谷
苔生したオオイタヤメイゲツの古木
ツルアジサイ風格のあるブナの古木 薩摩転げ、内侍落としと悪場が続きます
しっかりしたホールドがあるので慎重に行動すれば大丈夫
足元に咲くヒメレンゲ
霊気漂う稚児泊りの行場
左手後方には大普賢岳、小普賢岳、日本岳の山並
苔生した奥駈道
ギンリョウソウ
七曜岳山頂直下の鎖場
今年2回目の七曜岳山頂
七曜岳先の分岐から標高差600m弱を無双洞へ一気に激下り
この長くて足元が悪い急下降でかなり消耗 途中で見かけたコアジサイの可憐な花 無双洞近くのヤマアジサイ
滾々と水が湧く無双洞 すぐ下が水簾ノ滝でここまで来れば今日の周回コースも終了間近
大普賢岳周回コースは変化に富み大峰の山の魅力が凝縮された何度歩いても飽きない素晴らしいコースですが、やはり今回も歩き終えて心地よい疲労感、満足感で満たされました。しかし年々歳とともにしんどくなってきているのは確か。はたして来年はあるのか??
ディスカッション
コメント一覧
すごいコースですね。薩摩転げ、内侍落とし...
名前もすさまじい!(笑)
鎖場やら岩場が連続して出てきますが、
これで一般道でしょうか?
年々ヘロヘロは私も同じ(苦笑)
また来年があるように、健康が一番で
過ごしたいものですね(^^)
YAMAさん、毎度!
大普賢岳周回コースは、上級者、熟練者コースとして
どのガイドブックにも載っている一般コースです。
悪場は鎖、ハシゴ、杭等がありホールド豊富で慎重に行けば大丈夫。
ただアップダウンが多く急登、急下降の連続でかなりのタフコースです。
何度も行っていますが、やはり歳と供に年々しんどくなりますね。
また来年も行けるように精進しなければ・・ですね。