前鬼から釈迦ヶ岳
この週末の連休中日はちょっとキツメの山行で、下北山村までプチ遠征し前鬼から釈迦ヶ岳(1799m)への大峰奥駈道、世界遺産の道をピストンで歩いてきました。メンバーはF氏と、初めてご一緒するbachさん、小生のオッサン、ロートル爺の3人組です。
■期日:2018年11月24日 ■天候:快晴 ■メンバー:F氏 bach Oba
■コース:林道車止~前鬼小仲坊~二ッ岩~太古ノ辻~深仙ノ宿~釈迦ヶ岳 下山は往路を戻る
■行動時間:06:40 林道車止 07:08 小仲坊 09:44 太古ノ辻 10:30 深仙ノ宿 11:37 釈迦ヶ岳
12:38 深仙ノ宿 13:38 太古ノ辻 15:33 小仲坊 16:06 林道車止
前鬼林道ゲートを出発 しばらく歩いて小仲坊から昔の宿坊跡を見ながら世界遺産の道を登ります
目印テープに導かれ沢筋を抜けると階段道へ 濡れていると滑って怖いですが今日は乾いている 長い階段道の登りでゼーゼー 倶利伽羅不動岩が現れると二ッ岩は近い 大峰33番靡、二つ岩(両童子岩)右手前方に立ちはだかる大日岳 もうすぐ大峰主稜線に出ます 大峰主稜線に出て太古ノ辻 奥駈道はこれより南は南奥駈道としてさらに続きます日陰に残る雪 五百羅漢の岩峰群 向こうに見えるのは大台ヶ原方面の山 大峰38番靡、深仙ノ宿 四天岩深仙ノ宿にある潅頂堂 釈迦ヶ岳へ登ります 振り返ると深仙ノ宿と大日岳 大峰39番靡、極楽ノ都津門 断崖絶壁にある胎内くぐりの行場
危険すぎて近くにはとても行けません 釈迦ヶ岳山頂近くになると樹氷が綺麗です お昼前に大峰40番靡釈迦ヶ岳登頂 素晴らしい青空のもと釈迦像と御対面できました 釈迦ヶ岳山頂から見る弥山、八経ヶ岳、仏生嶽等の大峰主稜の山々 切り立った南壁が目立つ七面山 その右奥は弥山、八経ヶ岳 東方は台高の山々 南方へ延々と続く奥駈、熊野の山々 目視では遙か向こうに熊野灘の水平線も見えました 下山は往路をそのまま戻ります 途中深仙ノ宿で大休止とし
後は前鬼への深い森の中の長い下山路 所々で紅葉を楽しみながら 帰路の林道から見る前鬼川不動七重ノ滝
釈迦ヶ岳へは十津川村側の太尾から登るのがかなり標高の高い所まで車で上がれて、後はなだらかな尾根を登る楽ちんルートで一般的ですが、やはり1300年前の昔から歩かれてきた前鬼からの世界遺産の古道を、いにしえの修験者の修行の苦労を忍びながら登ってこそ意義深いものとなります。今日は最高のお天気で実に気持ち良く、深い巨木の森といくつかの行場をたどっての充実した山行となりました。御同行の方々には感謝いたします。
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