11/01 十津川温泉から熊野本宮大社(熊野参詣道 小辺路 3日目)
■3日目コース:十津川温泉~果無集落~果無峠~七色分岐~八木尾~熊野本宮大社
最終日は3日間のうちでは一番楽な行程なので宿でしっかり朝食を食べ7時に出発。
果無(はてなし)集落では丁度運良く十津川村のポスターで有名な岩本のカツばあちゃんがおられて一緒に記念写真を撮っていただきました。
そこから結構しんどい登りの果無峠を越えて下っていけばやがて和歌山県に入り八木尾に下山。
ここからはR168の車道歩きしばらくで中辺路に合流し、程なく熊野本宮大社に無事ゴールインできました。
1日目:10/30 高野山から伯母子峠
2日目:10/31 伯母子峠から十津川温泉
今回は普通のピークハントとはひと味違う古き良き日本の古道と山里を訪ね歩く3日間のロングトレイルを無事歩き通すことができ感無量の思いです。
朝7時に宿を出発 十津川温泉から望む二津野ダム湖と果無山脈
果無峠越えは十津川温泉からしばらく歩いてこの柳本橋からスタート
5人以上は乗ること禁止のかなりヤバイ吊り橋です
果無集落へ向かう石畳の道
登山口から急な石畳の道を30分ほど登ると果無集落(にほんの里100選)です
岩本カツばあちゃんのお宅 日本昔話に出てくる家そのまんま
丁度ポスター等で有名なカツばあちゃんがおられたので一緒に記念写真を撮っていただきました
こんな田舎風景には本当に心が和みます
十津川村のポスターで有名な世界遺産記念碑のアングルです
果無峠越えの道は三十三観音石仏に見守られながら歩く祈りの道
雨水だけを頼りに稲作をしたという天水田跡
山口茶屋跡
壊れかけ苔むした地蔵菩薩立像
三体の観音像が安置された観音堂 外国人バックパッカー2名が休憩中でした
大峰山脈方面の展望が開けたところがありました 中央遠くに見えるのは釈迦ヶ岳?
10時05分 果無峠(1114m) ここでちょっと小休止でコーヒータイム
果無峠にある17番観音石仏
果無峠から少し高度を下げると綺麗な紅葉が目に入ります
本宮町方面の展望が開けます まだ遠いですがゴールが見えました
三十丁石を過ぎればまもなく七色分岐
道を間違えて七色方面へ降りる人が結構いるらしい七色分岐
よくわかるように道標がつけられていました 八木尾方面は右へ
12時少し過ぎに八木尾に下山
八木尾からしばらくはR168の車道歩きです
道の駅奥熊野古道ほんぐうで昼食休憩
三軒茶屋跡で中辺路の道と合流 九鬼ヶ口関所跡を通過します
小辺路では人に会うことはほとんどありませんが、中辺路はかなり観光地化されていて行き交う人が途端に多くなります
中辺路の石畳の道
14時03分 ついにゴールの熊野本宮大社に到着しました 一礼して裏の鳥居から入ります
熊野本宮大社本殿に参拝
熊野本宮大社本殿は観光客、参拝者で一杯、お参りの順番待ちが長いです
全部の社をお参りしていたのでは終わるのはいつのことかわからないので中央の社殿だけお参りして他は省略しました
いつもとは逆の順序ですが表の鳥居から出ます
昔の本宮大社が有った大斎原にもお参りしました
熊野本宮大社へ無事ゴールした後、ここからバスで田辺・白浜方面へ出てJRでその日のうちに帰ることも可能でしたが、休日は11/3まであるし別に急ぐ旅でもないので近くの川湯温泉の民宿でもう1泊して、翌日川湯温泉から「日本一長い路線バス」として有名な奈良交通の八木新宮線で帰ることにしました。
翌日は川湯温泉朝8時46分発のバスに乗車、五条バスセンター到着が13時、五条からJR和歌山線のローカル電車でのんびり帰宅し、4日間にわたる長い山旅&バス旅がやっとここに無事終了しました。
1日目:10/30 高野山から伯母子峠
2日目:10/31 伯母子峠から十津川温泉
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