爽快!毘沙門岳
この土曜日の山の天気予報はもうひとつ??だったので、少々天候が悪目でもまあ問題は比較的少ないであろうと思われる奥美濃の毘沙門岳(1385m)へ2年ぶりに行ってきました。
■期日:2017年2月25日 ■天候:雪後晴れ ■メンバー:Oba(単独)
■コース
旧イトシロシャーロットタウンスキー場~1100mJP~1210mJP~毘沙門岳(1385m) (往復)
(復路は毘沙門岳北面滑降、1100mJPより北枝尾根~切り開き~旧スキー場)
■行動時間
07:00 旧スキー場 08:42 1100mJP 10:50 毘沙門岳(1385m) 12:40 1100mJP
13:22 旧スキー場
未明から雪が降り出し朝出発する頃もまだ雪が降っていましたが、日が昇るにつれて雪は止み青空が出てきました。
ガリガリアイスバーンだった雪面にはうっすらと新雪が乗り見た目は全てリセット。
こうなると俄然気分がよくなり高揚してきます。
雪が降る中を旧スキー場のゲレンデをシール登高しゲレンデの上の雪原にやってきました
910mPからヤブ斜面に突入 見た目密林ですが登るにはそれほど支障なしです
登るにつれて雪は止み青空も出てきました うっすら新雪で見た目は全てリセット
あるのはアニマルトラックだけ
尾根の癒やしのブナ林 樹氷がキラキラと素晴らしい!
目指す毘沙門岳(左ピークの奥)が見えてきました
1100mJP~1210mJPはアップダウンの気分のいい雪尾根歩きです
毘沙門岳北面が見えてきましたがやっぱり積雪が少ないようでヤブが多そう
左手にウイングヒルズのゲレンデと大日ヶ岳方面の山々が見えます
それにしてもスキー場の音楽等がよく聞こえてくるのはちょっと興ざめ
少し雲がかかっていますが別山方面の真っ白な山々も見えてきました
1210mJPからちょっと降りた鞍部から毘沙門岳への最後の急斜面を見ます
毘沙門岳山頂に出るまで福井の山は見えないと思っていましたが
鞍部で荒島岳らしい山がちらっと見えます
薙刀山、野伏ヶ岳、小白山と続く石徹白三山が見えます
ガリガリアイスバーンにうっすらと新雪が乗った最後の急斜面をクトーを効かして登ります
傾斜が緩んできたら山頂は近い
山頂近くで右手後方に目やると石徹白連山から白山へと続く
真っ白な山々が連なる景色が素晴らしい!
風も弱く誰もいない静かな毘沙門岳(1385m)に登頂
山頂から少し滑って北面の谷を覗き込みます 笹藪がけっこう出ています
うっすらと新雪が乗っただけのガリガリアイスバーンです
ガリガリアイスバーンの毘沙門岳北面を慎重に滑って下から見上げます
やっぱりかなり無様なシュプールです でも先週のモナカ雪よりはマシか
下谷林道に出て尾根への登り返し地点でシールを貼ってここで大休止
コーヒーとパンで昼食休憩です
少しの登り返しで尾根上の往きのトレースに復帰 1100mJPまでシールを付けたまま戻ります
1100mJPでシールを剥がし北方向の枝尾根を下降します しばらくは細尾根のヤブスキー
すぐに北西方向に開けた謎の切り開きに出ます
いったい何なんだこの切り開きは まるでゲレンデの跡地みたい
日が当たって雪が緩んできて気持ちよく滑られます
切り開き斜面を下降すると小さな谷に入りそのまま滑っていくと林道に出て林道を滑っていけば
そのまま旧ゲレンデ下部に出られるという、ウソみたいな快適下降ルートです これはいい!
歩き出した頃は天気も良くないしまあ行けるところまで行って適当な所で引き返すか、と思っていましたが、快調に歩くことができて毘沙門岳に無事登頂することができました。
また復路ではウソやろう!というような快適ルートで旧スキー場まで戻ることができ、今日は予想外の好天に滑りはもうひとつでも素晴らしい景色と癒やしのブナ林、素晴らしい好山スキールートで実に爽快な気分を存分に味わえた充実の山行となりました。
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