稲村ヶ岳の宝剣

山歩き, 2017年, おすすめ記事

大峰の稲村ヶ岳(1726m)の山頂付近に60年以上も前に奉納された宝剣があるということは以前から知っていましたが、小生は未だ見たことがなかったので、F氏をお誘いして探索に行ってきました。


■期日:2017年10月8日    ■天候:曇り時々晴れ    ■メンバー:F氏    Oba
■コース:母公堂~レンゲ坂谷登山口~レンゲ辻~山上辻~稲村ヶ岳~山上辻~法力峠~母公堂
■行動時間:07:05 母公堂    07:45 レンゲ坂谷登山口    09:22 レンゲ辻    10:25 山上辻
11:41 稲村ヶ岳山頂展望台    12:22 山上辻    14:52 母公堂


 

本日は登路はレンゲ坂谷、下降路は法力峠経由の周回コース
母公堂から車道、林道を歩いてレンゲ坂谷登山口へ

序盤は小滝を架けるレンゲ坂谷を見ながらのガレガレ道の急登

周囲はトチノキやミズナラの古木が多いです

谷を離れて苦しい急登が更に続きます

白い色のトリカブトの花

ミカエリソウが一杯

上部に稜線らしき光がチラリと見えます

つづら折れの急登を喘ぎながら登りもうすぐレンゲ辻

レンゲ辻の女人結界門

遙か遠くに金剛山、葛城山の山並が見えます

山上辻へ向かいます 滑落注意の谷の源頭部トラバース

木々の間から見える山上ヶ岳

左手に見えるのは目指す大日山、稲村ヶ岳

付近の紅葉はかなり進んでいます

青空に紅葉が映えます この頃は良く晴れていました

稲村ヶ岳山荘がある山上辻

大日山のキレット

尖峰状の特異な形の大日山

ここでちょっと寄り道 シャクナゲの激ヤブを強引に突破して宝剣探索

ひっそりと尾根上に立つ宝剣をついに発見 

昭和23年 奉納 藤田宗一 とあります

世話人 赤井五代松 とあります
(赤井五代松翁は、稲村ヶ岳山荘の現オーナー赤井登寿氏の先々代にあたる人で
五代松鍾乳洞の発見者、五代松新道を開いた人です)

宝剣探索後は登山道に復帰し山頂へ 稲村ヶ岳山頂展望台 この頃空はすっかり曇り空に

展望台から見る山上ヶ岳

大普賢岳

大日山方面の紅葉

山上辻に戻って大休止とすることにします 途中のブナの森

山上辻で大休止した後法力峠経由で下山 途中の毎度おなじみのマンモス君

本日のGPSトラック(クリックで拡大表示)

稲村ヶ岳の宝剣の場所はだいたいの見当はついていたのでこの辺りだろうと適当に藪漕ぎしながら登っていったのですが、シャクナゲの激ヤブに阻まれ悪戦苦闘。やっとのことで尾根に上がったらすぐに宝剣を見つけることができました。しかしこの激ヤブルートは失敗です。最近は宝剣探しに入る人が多くなっているのか、よくよく見てみたら登山道からのかなり明瞭な踏み跡がありました。
今日は連休の中日とあって稲村ヶ岳は老若男女、団体登山者等でよく賑わっていました。

 

 

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Posted by Oba