10/10 白屋から白屋岳
連休は有名山域は何処も人が多いのであまり人がいないマイナーな山で簡単に行けるところ、ということでまだ登ったことがなかった奈良県川上村の白屋岳(1177m)へ行ってきました。
コース:白屋~白屋辻~大平~白屋岳 下山は往路を戻る
台高の薊岳から西へ延びる支尾根が吉野川に落ちる末端にある白屋岳は、吉野川に架かる白屋橋を渡ってすぐの白屋が登山口になります。
白屋地区は下流の大滝ダムの工事の影響で大規模地滑りの危険があるため集団移転となり今は完全に廃村となっています。
白屋橋を渡って道路を少し登ったところに展望台と休憩舎、トイレがある広場があったのでそこに駐車して出発します。
大滝ダムのダム湖に架かる白屋橋

車道をしばらく登ると道は荒れた地道の林道となり道端に不動明王を祀った祠があり
その少し先に白屋岳登山口がありました

序盤は薄暗い杉の植林帯が続きます
綺麗に枝打ちされて手入れされた真っ直ぐな杉の木が林立

しばらくで植林用物置小屋がある白屋辻 ここで標識に従って右折

以前は川上中学校の全校登山があったそうでその名残の標識

大平の伐採地に登り着けばあいにくの曇り空でかなり見通しは悪いですが目の前に大峰の山々が見えます
大所山の向こうには大天井岳、山上ヶ岳

遙か下に大滝ダムが見えます

大平からかなりキツい尾根の急登でピークにたどり着きますがこれはまだ手前の偽ピーク

露岩の急尾根を更に登ります

頂上手前はなかなかいい雰囲気の雑木林

白屋岳頂上に到着

頂上の東側が開けていて向こうに大天井岳、稲村ヶ岳、山上ヶ岳、大普賢岳等の大峰の山々が望めます

川上中学校全校登山の登頂記念プレート

雑木林では少し色付いた木もありました

もう少しでいい色付きになりそう

マツカゼソウ

まだ蕾が多いアケボノソウ

アキチョウジ

この日はあいにくの曇り空であまり日も差さない1日で、こんな日にこんなマイナーな山に登ってくるような物好きはあまりいないようで、誰にも会わず静かな山歩きでした。





















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