鉢山から昼闇谷

山スキー, 2019年, おすすめ記事

異常な少雪でまだ3月上旬というのに関西から近場の山は山スキーが楽しめる所はほとんど無くなり、遠方への日帰りでの山行はかなり辛いのですが、福井のYAMAさんのお誘いに乗って久しぶりに頸城の山への日帰り弾丸遠征に行ってきました。
このあたりは前日までに少し降雪があったようで雪質悪化が心配されましたが、予想外に良い雪質で最高のお天気も相まって記憶に残りそうな素晴らしい1日を楽しめました。


■期日:2019年3月9日     ■天候:快晴
■メンバー:YAMA    Mura    Yome   Michi    Oba
■コース:焼山温泉~アケビ平~吉尾平~鉢山稜線鞍部~昼闇谷~焼山温泉
■行動時間:07:00 焼山温泉    09:15 吉尾平    11:43 鉢山稜線鞍部    13:14 昼闇谷    14:40 焼山温泉


 

休業中の焼山温泉から出発 旧スキー場を見ながら林道を歩きます前方にギザギザの岩峰が見えてくると気分が高揚してきますアケビ平日本離れした頸城海谷山塊の景観 阿弥陀山、烏帽子岳昼闇谷本谷と枝谷を横断し吉尾平へ広大な吉尾平からまずは鉢山右の鞍部を目指します屏風のような鉢山の壁を見ながら小鉢山との鞍部へ ここからが長かった先行の単独スプリットボーダーが鉢山の壁を登っているのが見えます頸城の怪峰鉢山(Michiちゃん撮影)もうすぐ稜線鞍部鉢山東の稜線鞍部にて ここで大休止(Muraさん提供)金山 雨飾山 鉢山 阿弥陀山 烏帽子岳 昼闇山の肩へ少し登り大斜面へドロップイン 心配された雪質はしっとりクリーミーパウダーメンバー全員が思い思いのパフォーマンス全開 (YAMAさん撮影) (Muraさん撮影) 標高1200m位で右手方向へトラバース 尾根を乗り越えて昼闇谷に降り立ちます
昼闇谷の大パノラマ昼闇谷は傾斜が緩くほとんど直滑降 高度を下げると雪質も悪化し後半は苦行の下降
林道入口にて この景観も見納めですYAMAさん編集の動画

本日のGPSトラック(クリックで拡大)

今シーズンの山スキーは異常な少雪で関西からは行き先に悩み、ヤブヤブ、悪雪に悩まされ気持ちよく楽しめたことが無かったのですが、今回の鉢山~昼闇谷での爽快山スキーで今までの不満がいっぺんに吹き飛びました。
やはりこのあたりまで来れば例年よりも雪は少ないながらもまだまだ今後しばらくは楽しめそうですね。しかし関西からの遠征の苦労は時間的、経済的、肉体的にもかなり辛いものとなりそうそういつもはできないのが悩むところです。